御影石の表面仕上げ、どれを選ぶか
御影石を外構やお墓に使う際、「仕上げはどうしますか?」と聞かれて迷う方が多くいます。バーナー仕上げ・ジェット仕上げ・本磨き仕上げは、見た目だけでなく滑りやすさ・汚れのつきやすさ・価格にも違いがあります。用途に合った仕上げを選ぶことで、長期的なメンテナンスの手間が変わります。
バーナー仕上げ
バーナー仕上げは、石の表面にガスバーナーの炎を当てて表面を荒らす加工です。細かな凹凸ができるため、雨天時の滑り止め効果が高く、アプローチや駐車場まわりに適しています。色調はやや白みがかり、自然な風合いになります。
汚れは凹凸の隙間に入り込みやすいため、定期的な水洗いが必要です。ただし、汚れが目立ちにくい色調の石種を選べば、日常的なメンテナンスの負担は少なくなります。
ジェット仕上げ
ジェット仕上げは、高圧の水と研磨材を石の表面に吹き付けて均一な凹凸をつける加工です。バーナー仕上げより表面が細かく、均一な質感になります。滑り止め効果はバーナーと同程度で、外構全般に使いやすい仕上げです。
バーナー仕上げと比べてコストがやや高くなりますが、仕上がりの均一さを重視する場合に選ばれます。
本磨き仕上げ
本磨き仕上げは、石の表面を鏡面状に磨き上げる加工です。御影石本来の色と光沢が最もよく出る仕上げで、墓石に多く使われます。外構に使う場合は、雨天時に滑りやすくなるため、水平面(床面)への使用は避けることをお勧めします。
汚れは表面に付着しやすいですが、拭き取りやすいため、垂直面(立ち上がり部分)や墓石のように定期的に拭き掃除できる場所に適しています。
仕上げの選択は、場所の用途・安全性・メンテナンスの手間を合わせて考えることが大切です。迷っている場合は、現地を見た上でサンプルをお持ちして比較できますので、ご相談ください。